![]() |
![]() ![]() |
嘉麻市稲築地区在住 Yさん |
初めての妊娠は、不安だらけ。妊娠31週目の妊婦健診でいつものようにエコーをしてもらうと、「標準内だけど小さめだね、でも心音はイイよ」って。2週間くらい小さいとのこと。それからは検診の度に、いつも「小さいけど心音はイイよ」って言われていた。12月31日(37週6日)出産前最後の検診でも同じ事を言われ、聞いてみると、臨月なのに2000g前後。砂糖1袋分(1キロ)小さい。予定日は1月15日だったけど小さいから来週中に入院することになった。大丈夫かなぁ…お腹の子が心配で心配で……不安な気持ちで年を越した。
実家で過ごしていた4日の朝、突然薄い少量の出血!!ビックリして母や姉達に話すと「おしるしやろ〜」って教えてもらった。痛みはなかったので、母から「無理はせず安静に」と言われた。
翌5日、昼は何ともなかったのに、夜中から朝方にかけてお腹がチクチク、ズキズキ。間隔は、すごくまばらだったので、前駆陣痛かなぁ?と頭をよぎったけど、初産はコレが2、3日続くって聞いてたので、ただの腹痛かなと思い直し、1〜2時間おきにトイレに。食べた物を思い出し「悪い物食べてないよねぇ」って悩んでいた。何度もトイレにいくので、同居中のお義母さんが「お腹痛いの?大丈夫ね?」と心配して声をかけてくれたけど、「ただの腹痛やき大丈夫よ!」と言って部屋に戻った。まだ痛みはあったけど、とりあえず眠りについた。
朝は、7時50分に起床。間隔を計ってみると、2分置きに痛みがちゃんとくる!!これは陣痛だ!
すぐに病院へ連絡し、荷物をまとめて、トイレに行くと生理2日目くらいの出血にビックリ。外に出ると15p近く雪が積もっていて更にビックリ!!
お義母さんは、私を気遣い、お腹に振動をあたえないようにと雪道をすごくゆっくり運転してくれた。なのに当の本人は陣痛がきても、我慢できる痛みだったので、いたって普通(笑)9時50分に病院に着き、内診するとすでに8p子宮口が開いていた。看護師さんから「夜中かなり痛かったやろ〜、よく我慢したね」って言われた。でもただの腹痛と思ってたと話すとビックリした顔して「痛みに強いんやね〜」と!!
そして間隔を見るため病室へ移動しモニター開始。コレがまた40分と長い長い。その間に母達も駆け付けてくれた。しばらくしてトイレに行きたくなったので、看護師さんを呼んでモニターを外してもらいトイレへ…だが、何も出ない。
そんな中、母と看護師さんは「間隔からしてまだ2、3時間はかかりそうですね」と会話をしていたらしい。トイレから戻り「このまま立ってたらなんか出そう」と言い、看護師さんに診てもらうとなんと全開。急いで分娩室へ運ばれ分娩台に上がり点滴をして準備はOK!2回ほどいきんで3回目にスソを切られたと同時にドゥルンッと一気に産まれてきた赤ちゃん。
元気な産声でホッとしへその緒が繋がったままの初めての抱っこは両手に頭とお尻が納まるくらい小さい。それもそのはず、体重1982gで身長は41p。新生児オムツがMサイズくらいに見えた。赤ちゃんはそのまま保育器へ。2500gにならないと退院は出来ず私だけ先に退院。その後、毎日病院に搾乳した母乳を届け生後26日に無事退院することができた。小さく産んでしまった自分を責めたこともあったけど、そんな赤ちゃんも今では小学生3年生で弟2人妹2人のお姉ちゃんになりました♪